July 07, 2015 | ART

NIKI DE SAINT PHALLE

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上から順に、●《クラリス》1969年 Yoko増田静江コレクション/撮影:黒岩雅志 ●《ビッグヘッド》1970年 Yoko増田静江コレクション/撮影:林雅之 ●《白いダンシングナナ》1971年 Yoko増田静江コレクション/撮影:林雅之 ●《恋する鳥》1972年 Yoko増田静江コレクション/撮影:黒岩雅志 ●《愛万歳》(ポスター)1990年 Yoko増田静江コレクション ●《ブッダ》1999年 Yoko増田静江コレクション/撮影:林雅之 ●《スフィンクス》1975年 Yoko増田静江コレクション/撮影:黒岩雅志 ●《大きな蛇の樹》1988年 Yoko増田静江コレクション/撮影:林雅之 ●ニキ・ド・サンファル(ポートレート)1983年 Yoko増田静江コレクション/撮影:黒岩雅志 ●《赤い魔女》 1962年 Yoko増田静江コレクション/撮影:林雅之 全て© 2015 NCAF, All rights reserved.

カラフルでサイケデリックな立体作品が有名なニキ・ド・サンファル。その色彩の素晴らしさにファンも多い彼女の大回顧展が、今秋日本に上陸する。

本展はニキ・ド・サンファル(1930-2002)の初年から晩年までの創作を辿り、年代ごとに6つのセクションで構成されている。ニキを一躍有名にした「射撃絵画」はコンセプトが実に秀逸で、絵具を入れた容器が埋め込まれたレリーフに向け銃を放つことで作り上げられる作品。ニキが求心的でラジカルな一面を持ち合わせていたことに驚かされるだろう。続く「ナナ」シリーズは、我々がニキ・ド・サンファルをイメージするときに見えてくる世界。開放的な女性の世界観と類い稀な色彩の素晴らしさを味わいたい。また、立体作品だけでなくグラフィカルなポスターの数々も愛らしく心を和ませてくれる。

そして、特筆すべきは晩年のほとんどを費やしたと言われる「タロットガーデン」の部屋。タロットガーデンは、ニキがガウディの「グエル公園」に影響を受けて制作したイタリアのトスカーナにある彫刻公園だ。22個ある彫刻作品はすべてがタロットカードをモチーフにしているが、この彫刻のひとつである「女帝」の中でニキは数年間暮らしていたという逸話もある。芸術の秋のスタートは、色の魔術師と言われるニキ・ド・サンファルの世界に酔いしれてみては?

「ニキ・ド・サンファル展」会期:9月18日~12月14日  会場:国立新美術館 企画展示室1E(東京都港区六本木7-22-2) : http://www.niki2015.jp/

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